女性の腹痛の原因と卵巣や子宮の病気!吐き気や下痢や出血の場合は何科?

女性の腹痛の原因と卵巣や子宮の病気

何か下腹部のあたりが重くて痛い…女性だとこのような腹痛に悩まされる事が多いのではないでしょうか。

女性の腹痛の原因としてよくあげられるのは生理痛、毎月やってくる生理時の痛み方は人によってそれぞれ、中には激しい痛みを伴い起き上がれない事もあります。

しかしその生理痛だと思っている痛み、もしかしたら生理痛ではない可能性もあります。特に下腹部痛の場合は要注意、卵巣や子宮の病気の可能性があります。

卵巣や子宮の病気?あまりピンとこない人も多いですが、実は卵巣や子宮の病気は年齢に関係なく、10代や20代でも発症します。

今回は女性の腹痛の原因と、考えられる卵巣や子宮の病気、一般的な腹痛の病気などをご紹介します。併せて下痢や吐き気が起こる原因や、出血が起こった場合何科の病院に行けば良いかもご説明します。

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腹痛とともに起きる吐き気や下痢の原因と病気

腹痛と言っても、卵巣や子宮が原因の病気だけでなく、一般的によく知る病気が原因の可能性があります。まずは腹痛の原因と考えられる病気をいくつかご紹介します。

食中毒

暑い時期、起こりやすい腹痛の病気の1つに食中毒があります。

家の中で食中毒?と思う人もいますが、いつもダイニングやキッチンのエアコンをつけっぱなしにする家は少ないのではないでしょうか。夜寝る場合は消す家が多いですよね。

すると前日の残り物、例えば日本人の定番メニューの、カレーやシチューの鍋を、コンロの上に放置したまま明日食べる事になります。

しかしエアコンがついていない部屋は、夜でも気温があがります。食中毒の菌は、たった1時間で、約数億個まで増える危険性があり、コンロの上の鍋の中は、食中毒まではならなくても、食あたりになる可能性があります。

暑い時期に気をつけたいのが、コンロの上に鍋を残さないこと、鍋の中身を小分けにして冷蔵庫に保存しても良いですし、鍋のまま冷蔵庫に入れても良いです。

もし、食後数時間で吐き気、腹痛、下痢の症状が現れた場合は、例え症状が軽くても、病院を受診することをおすすめします。最初は食あたりかな…と思っていても、実は食中毒という可能性があるからです。

実際、私の家族が食後4時間ほど経った頃、いきなり胃の中の物を全て吐いてしまい、それと同時にものすごい勢いの下痢が始まりました。

慌てて病院に連れて行ったのですが、診断名は食あたり。そのまま、経過を見るように言われて帰宅したのですが、症状がだんだんと激しくなり、一向に改善しません。

再び病院へと連れて行ったのですが、やはり食あたりだと言われて入院する事に。しかし症状は一向に良くならず、大学病院へ転院して検査をしたところ、サルモネラ菌による食中毒と判明したことがあります。

下痢、腹痛、吐き気(嘔吐)、この3つの症状が出ている場合は、食中毒の可能性を考えて、総合病院など検査のできる病院へ行きましょう。

内蔵(胃腸・肝臓・膵臓)の病気

腹痛や下痢、吐き気で考えられる原因や病気に内蔵の病気があります。考えられる代表的な病気をご紹介します。

  • 虫垂炎(盲腸)
  • 急性胃腸炎
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 胆のう炎
  • 急性すい炎
  • 膀胱炎
  • 大腸がん(盲腸・結腸・直腸)
  • 胃がん
  • 劇症肝炎
  • 腸捻転
  • 腸閉塞

上記にあげた病気は、腹痛と吐き気や下痢の症状が出る事があります。中には痛みのストレスから、吐き気や下痢になる事もあります。

その中でも代表的な腹痛の病気が、右下腹部痛の痛みがある盲腸と呼ばれる虫垂炎です。

この後卵巣の病気でご説明しますが、右下腹部痛の痛みで女性の場合は、まず盲腸と卵巣の病気が考えられます。

私も右下腹部痛で急遽病院に行った事がありますが、まずは盲腸の可能性を考えて盲腸の検査、その後盲腸でなかった場合卵巣の病気を考えて、卵巣や子宮の検査をおこないました。

女性の腹痛は卵巣や子宮の病気の可能性があることを、頭に入れておきましょう。

他にも、ガンや内臓のトラブルによって引き起こされる、腹膜炎にも注意が必要です。

腹膜炎は、臓器の炎症や臓器の液体がお腹の中にこぼれて、お腹全体を包んでいる腹膜が強烈な炎症を起こします。お腹全体がパンパンに張り、絞られる様に、何とも言えない激しい染みるような痛みが特徴です。

そしてお腹の真ん中辺りを両手で押してみて、手を離した瞬間、お腹全体にジーンと響く痛みを感じます。特にみぞおち周辺に、このような痛みを強く感じた場合は、この腹膜炎を疑ってみて下さい。

腹膜炎は、生命に関わります。開腹手術が必要ですので、急いで病院を受診しましょう。

その他にも胃腸炎や胃がん、大腸がんなど、腹痛や下痢と吐き気を伴う症状の病気はたくさんあります。

これらの病気は、胃内視鏡(胃カメラ)や大腸内視鏡腹部のCTやMRIなどの検査をおこなう事で病気の診断をおこなう事ができますので、長引く腹痛などは必ず病院へ行きましょう。

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女性の腹痛で考えられる病気

生理痛の症状と原因

女性は、毎月生理がくるので、腹痛で悩む人が非常に多いです。生理は腹痛だけでなく、吐き気や下痢、便秘、腰痛など、様々な症状を伴う事も多いので、鎮痛薬などで我慢する人も多いのではないでしょうか。

女性には子宮と卵管、卵巣があり、脳の奥深くにある脳下垂体と呼ばれる場所が、ホルモンを製造するようと指示を出し、それと同時に、卵巣からもホルモンが分泌されます。

これらの女性特有のホルモンが、毎月の生理の司令塔です。女性の子宮はそのホルモンを感知すると、生理の準備を始めます。そして、赤ちゃんの受精卵のベットの役割の子宮内膜を作り始めます。

しかし受精卵がやって来ないと、また脳からの命令でホルモンが出されて、子宮内膜の破棄処分作業が始まります。

この時子宮は、全ての子宮内膜ベットを剥がすために収縮をします。この子宮が収縮を繰り返す際に、痛みを感じる事にな、これが生理痛の原因です。

生理痛の痛みは個人差はありますが、子宮自体が痛い!と、腹痛として痛みを感じたり、痛みの刺激が腰に繋がる神経を刺激する場合は、腰痛として痛みを感じる事もあります。

子宮や卵巣の病気

子宮内膜は命の故郷でもあるのですが、体に痛みを伴う原因となることもあります。

女性の子宮は、鶏の卵大の小さな臓器です。その左右に、卵管と言う細い管が伸びています。

この卵管は、卵巣とは直接的には繋がっておらず、毎月の排卵日になると、卵管が掃除機のように、ほんの少しだけ空間がある卵巣から卵子を吸い込んでいます。

この隙間がある為に、子宮内膜が卵管を通って卵管と卵巣の隙間から、お腹の中に飛び散ったり、卵巣の中に入り込む事があります。

子宮内膜がお腹や卵巣に入り込んだ場合、毎月の指令に反応してどんどん増えて行きます。この現象を子宮内膜症と言います。

ただでさえ生理痛は痛いのに、お腹の中に子宮内膜が飛び散った場合は、毎月の生理前から強烈な腹痛があります。

では卵巣の場合はどのような痛みがあるのでしょうか。卵巣はうずらの卵ぐらいの大きさで、子宮と比較しても非常に小さい臓器、左右に1つずつ、計2つあります。

実は卵巣は沈黙の臓器と呼ばれていて、かなり症状が進まないと違和感や痛み等の自覚症状が現れません。なので卵巣の病気になって、少しの腹痛がある場合も、生理痛と勘違いすることもあります。

卵巣の病気は、卵巣が大きく腫れる卵巣のう腫という病気があります。痛みがなく静かに大きくなって行き、かなり大きくなってお腹が張るまで気づかない人が多いです。

しかしある日突然痛みが出るのが卵巣のう腫の怖いところ、大きくなった卵巣は、ふとした動きで、お腹の中でグルッと捻じれる事があります。これを、卵巣のう腫茎捻転(けいねんてん)と言います。

左右のどちらの卵巣が捻じれても、下腹部全体が握り潰される様な強烈な激痛が襲います。これは脂汗が滝のように噴き出して、転げ回るような痛み、それまでは痛みのない卵巣ですが、茎捻転を起こすとかなりの激痛となります。

女性の腹痛で考えられる病気と、その症状をまとめてご紹介します。

  • 子宮筋腫→子宮体の内外の壁に、コブ状の塊が出来る。生理時に、強い痛みを感じる。
  • 子宮内膜症→子宮内膜が、卵巣やお腹の中で増えて、強い痛みを感じる。
  • 卵巣のう腫→卵巣に良性の腫瘍ができ、大きく腫れる。茎捻転を起こすと激痛となる。
  • 性病関連→性病(梅毒・淋病・ガンジタなど)が原因で、お腹に痛みを感じる事がある。
  • 子宮頸がん・子宮体がん→不正出血や性交痛を感じる事がある。
  • 卵巣がん→腹部の張りや腹部周りのみ大きくなる。痛みはほとんどない。

卵巣と子宮の病気の代表的な症状に腹痛がありますが、中には腹痛をほとんど感じる事なく病気が進行する場合があります。

腹痛が少ししかない、またはない場合に、卵巣や子宮からの病気のサインとして、生理予定日前後でも不正出血が見られる事があります。

不正出血の原因は、女性ホルモンのバランスが崩れているから、1~2度の不正出血であれば、そこまで心配する必要はありませんが、もし不正出血が続く場合は、婦人科を受診しましょう。

私も卵巣のう腫の診断を受けた時、腹痛はほとんどなかったのですが、生理が10日たっても終わらなかった為、婦人科で検査を受けて病気が発覚しました。

また、逆に同じくホルモンバランスが崩れて、3日程度の生理という事もあります。この場合は、不正出血?と思うくらいの微量の経血で、濃茶色系の出血が特徴です。

他にも、下腹部の痛みと共に微量の赤色系の出血が見られた場合は、、妊娠超初期時の着床出血という可能性があります。

もし不正出血や、生理期間が長い・短い場合など、すぐに婦人科に行って検査をしましょう。

女性の腹痛の時は病院は何科?

女性の腹痛で下痢や吐き気や出血の時は病院は何かを受診する?

腹痛と吐き気、下痢の症状が出ている場合は、内科・消化器科を受診しましょう子供の場合は、大人とは違った症状として痛みが出る事もあるので、小児科を受診するのが良いです。

もし血便が見られる時は、真っ黒い血便の場合は内科、赤い血便が見られる場合には消化器科、腹痛と併せて血尿や濁った尿が見られる場合は、泌尿器内科を受診しましょう。

そして内科での検査で異常がない場合は、すぐに産婦人科を受診しましょう。妊娠の可能性がある場合は産婦人科、ない場合は婦人科でも大丈夫です。

女性の腹痛は子宮や卵巣の病気の可能性があります。もし腹痛だけでなく、下痢、吐き気、不正出血、生理不順がある場合は、内科と産婦人科、両方の科がある総合クリニックや病院に行くのが良いです。

総合病院に行くと、内科で異常がない場合は、次に産婦人科で見てもらう事ができます。時間はかかりますが、内科での検査結果も伝えられる為、総合的に病気を判断することができます。

女性の腹痛は内科や消化器科だけでなく、産婦人科がある病院を受診するのがおすすめです。

女性の腹痛の原因と病気のまとめ

女性の腹痛の原因と病気をあげてきましたが、実は女性の腹痛は原因不明な事も多いです。

昔、夜中に激しい下腹部痛があったので、家族の車で救急病院に行って検査をしたところ、特に病気の可能性はなく原因不明のままという事がありました。

最初は虫垂炎や卵巣や子宮の病気の可能性が考えられたのですが、どこを検査しても特に問題なし。女性の場合ストレスなどが原因で、強い下腹部腹痛を感じる事もあるので注意が必要です。

また、腹痛や吐き気があるのに、近くの病院で症状が良くならない時は、大きな病院にでセカンドオピニオンを受けるのも良いです。大きな病院では、総合診療科もあるので、原因がわからない場合は検討してみましょう。

逆に内科で検査をしても原因不明、その後産婦人科に行ってようやく病気がわかったという話もあります。

出産を経験していると婦人科系の病気を思いつきますが、出産を経験していない女性の場合は、まさか婦人科の病気だとは思わないからです。

しかし、卵巣や子宮の病気は10代、20代でも発症するので、もし腹痛が続いている場合は産婦人科に行ってみましょう。

卵巣や子宮の検査は恥ずかしいと思う人も多いですし、最初は抵抗があります。しかし大きな病気が隠れている可能性もあり、そのまま放っておくと知らないうちに進行する可能性が高いです。

婦人科系の病気は、早期発見・早期治療がとても大切です。病気が進行すると不妊の原因になる可能性もあります。恥ずかしい気持ちはありますが、勇気を出して産婦人科に行ってみましょう。

  • 吐き気や下痢を伴う場合は食中毒の可能性
  • 内臓の病気も下痢や吐き気を伴う事もある
  • 女性は生理痛の人が多い
  • 女性の腹痛は卵巣や子宮の病気の可能性がある
  • 腹痛がなく不正出血で病気が発覚する事も
  • 女性の腹痛は産婦人科の受診も検討する

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