右と左腹痛の原因と病気!チクチク鈍痛と下痢や便秘と熱の症状の対処法

左と右腹痛が原因で考えられる病気

なんか急にお腹が痛くなってきた、昨日からお腹の痛みが続いてる。

そんな腹痛の症状を感じる事は、日常的にも非常に多いです。

チクチクする痛みから、お腹が重く感じる鈍痛まで、お腹といっても痛み方は様々です。

そして、腹痛の症状でよくあるのが、便秘と下痢。

便秘は便がでないために腹痛が続きますが、下痢は水のような便が出て腹痛が続きます。

下痢や便秘だけでなく、発熱の症状が出ることもあります。

さらによく言われるのが右か左のどちらが痛いのか。

右側の腹痛であれば、一般的に盲腸と呼ばれる虫垂炎の可能性もありますし、左側であれば別の病気の可能性も考えられます。

そこで、今回は右腹痛と左腹痛の原因と、左右どちらのお腹でも考えられる病気をご紹介します。

他にもチクチク痛む場合や鈍痛が続く場合、下痢や熱、便秘の症状がでる場合の対処法をご説明します。

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右側の腹痛の原因と考えられる病気

  • 虫垂炎
  • クローン病
  • 十二指腸潰瘍

①虫垂炎

右側の痛みで一番真っ先に思いつくのが虫垂炎です。

虫垂炎と言うより、盲腸と言った方が分かりやすい人も多いですね。

盲腸炎の初期は、あまり強くないチクチクした痛みが出る事があります。

まずはおへその辺りから痛みが始まり、段々と右側へ痛みが移ってくるのが特徴です。

痛みが続くときに、吐き気や熱が出る事もあります。

②クローン病

クローン病右下腹部に痛みがでる事が多く、熱と下痢の症状が出ることが多いです。

他にも血の混じった便が出たり、体重の減少が見られることもあります。

症状が続くと、口内炎ができることが多いです。

③十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍右上腹部の痛みの時に考えられる病気。

痛みはお腹が空いている時に感じることが多く、夜間に痛みがでます。

他にも、胸やけや吐き気、嘔吐の症状があります。

他にも右上腹部の痛みであれば、肝臓や胆道の病気の可能性があります。

  • 急性肝炎
  • 胆嚢炎
  • 胆石症

④急性肝炎

急性肝炎も、右上腹部に痛みを感じることがあります。

症状は、全身の倦怠感や食欲不振、吐き気や嘔吐があります。

他にも、皮膚や目が黄色くなる「黄疸」の症状が現れることが多いです。

⑤胆嚢炎

右上腹部の痛みの原因に、胆嚢炎があります。

 急性胆嚢炎の原因は、90%から95%胆嚢結石によるものです。

腹部の痛みだけでなく、発熱や嘔吐の症状がみられることがあります。

⑥胆石症

胆石症とは、胆道系にできる結石の総称です。

食後や夜中に急に右上腹部の痛みを感じるときは、胆石症の可能性があります。

胆石ができる部位によって、胆嚢結石、胆管結石、肝内結石と分けられます。

胆石症の中で1番多いのが胆嚢結石です。

胆石症の約7割が胆嚢結石、胆管結石は約2割です。

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左側の腹痛の原因と考えられる病気

  • 胃炎
  • 胃潰瘍
  • 急性・慢性膵炎
  • S状結腸軸捻転
  • 下行結腸・S状結腸憩室炎
  • 急性腸炎
  • 潰瘍性大腸炎

①胃炎・胃潰瘍

左側の上腹部やみぞおちの痛みが続く場合は胃炎、胃潰瘍が考えられます。

胃炎は、感染性のものから、ストレスなどの慢性のものまで、様々な原因があります。

②膵炎

膵炎などの膵臓の病気も、上腹部に痛みを感じることがあります。

左上腹部の場合は心臓にも近いため、心臓の痛みを左上腹部の痛みと勘違いする場合があります。

【参考記事】右胸と左胸の痛みの原因と考えられる病気

③大腸の病気

左側下腹部の痛みであれば、大腸に関する病気の可能性があります。

左側の腹部には、下行結腸やS状結腸があります。

大腸は炎症している場所によって、様々な名前があり、症状は下痢や腹痛が続く場合が多いです。

また、潰瘍性大腸炎は、腹痛や下痢が続くだけでなく、繰り返し血便の症状が見られます。

何度も再発することがあり、20代から30代が発症することが多いです。

左右どちらかの腹痛が原因で考えられる病気

腹痛がチクチクやキリキリや鈍痛が続くときの対処法

右側や左側だけでなく、右側でも左側でも痛みを感じる可能性がある病気もあります。

主に2つの臓器があるものです。

  • 便秘
  • 卵巣嚢腫
  • 卵管炎
  • 卵巣出血
  • 尿道・尿管結石

①便秘

まず一番悩んでいる人が多いのは便秘です。

長い間そのままにしておくと、腸内で悪玉の細菌が増えすぎて腹痛だけでなく熱が出ることもあります。

便秘の期間が長すぎると体から出そうとして、下痢を起こす事もあります。

②卵巣・卵管の病気

卵巣嚢腫は卵巣に良性の腫瘍が出来て、卵巣自体が大きく膨らんでしまう病気です。

あまり痛みがなく膨らんでくる為、お腹が張ってくるのが特徴です。

お腹が張っていてもあまり気づかないことが多く、茎捻転とういうねじれを起こして、初めて気づくこともあります。

卵巣嚢腫の茎捻転は、下腹部の激痛を伴い、すぐに手術する必要があります。

 他にも卵管炎や卵巣出血など、女性はお腹の痛みを伴う病気が非常に多いです。

③腎臓の病気

左右でも真ん中付近のお腹の痛みであれば、腎臓の病気の可能性もあります。

腎臓の病気であれば、通常はわき腹や腰に痛みを感じることが多いです。

【参考記事】右と左脇腹の痛みの原因と考えられる病気

④尿路の病気

左右の腹部から腰にかけて痛い場合は、尿道や尿管結石の場合もあります。

尿管結石は、激しい痛みを伴います。

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その他に考えられる腹痛の病気

 他にもお腹全体やへそ周辺、下腹部全体に痛みを伴う腹痛の病気があります。

  • 子宮筋腫
  • 子宮外妊娠
  • 月経困難症
  • 腸閉塞
  • 急性腸炎
  • 食中毒
  • 腹部大動脈瘤
  • 腹膜炎
  • 膀胱炎

①子宮の病気・妊娠

下腹部が痛い場合、女性は子宮の病気の可能性があります。

生理であれば、生理痛がひどい月経困難症も考えられます。

病気ではありませんが、へそ辺りにチクチクとした痛みを感じる場合は、妊娠している、妊娠初期の可能性もあります。

これは妊娠と同時に子宮が膨らんでくる為、靭帯が伸ばされて出る痛み。

中には子宮外妊娠が原因の場合もあります。

妊娠中期に入っても、お腹が張る痛みが断続的に出る場合があります。

他にも女性は排卵痛があります。

生理2週間前の排卵日前後にへそ辺りに痛みを感じる事があります。

原因は排卵する時、卵巣の壁を破って卵が出てくるので、その時卵巣の壁が傷つき痛みが出る事があります。

少量の出血もありますが、痛みを強く感じる人もいれば全く感じない人もいます。

【参考記事】女性の腹痛の原因と子宮や卵巣の病気

②大腸の病気

大腸の病気は腹部全体に痛みを伴う事もあります。

腸閉塞キリキリとした強い痛みとと一緒に、吐き気や嘔吐の症状が現れるのが特徴です。

最近腹痛や下痢、便秘の症状で増えてきているのが、過敏性腸症候群です。

食後に起こるキリキリとした激痛が特徴です。

またお腹が張っている感じがしてガスが溜まります。

排便をする前に痛みが出ることもあります。

腸自体には問題がなく、原因はストレス性の自律神経失調、腸の運動が過剰になり、痛みや症状がでるとされています。

また、病気ではありませんが、暴飲暴食、食べ過ぎや飲み過ぎにより腹痛になる事もあります。

③食中毒

夏場に強い腹痛や下痢がある場合は、食中毒の可能性もあります。

特に夏は生ものなどの食べ物に気をつけましょう。

④腹部大動脈瘤

腹部大動脈瘤は痛みがない状態で進行する為、破裂した時に激しい腹痛となります。

⑤腹膜炎

腹膜炎虫垂炎などの炎症が腹膜にも広がることで起こる病気です。

⑥膀胱炎

膀胱炎の場合は、おしっこをだす時に痛みを伴う事が多いですが、下腹部痛が現れる場合もあります。

鈍痛・下痢・便秘・熱の症状別対処法

鈍痛の対処法

腹部の鈍痛が続く時、痛む場所によって対処法は変わります。

生理中での鈍痛であれば、お腹を温めて上げると症状が改善されることがあります。

胃酸が原因での鈍痛には胃酸を薄める事で痛みを抑える事ができます。

痛みが出ている時にコップ一杯の水を飲んでみて下さい

痛みが取れる、和らぐ場合は胃酸が出過ぎている事が原因とわかります。

しかし鈍痛が続く場合は、内臓の病気の可能性がありますので、なるべく早めに病院に行くのが一番良いです。

下痢の対処法

下痢は本来体が持っている腸の浄化機能です。

下痢と聞くと、「下痢止めを飲もう」という人もいますが、薬で簡単に止めてしまうのはよくありません。

まずは脱水症状に気をつける為にも、少しずつでも水分補給します。

できれば水ばかりではなく、スポーツドリンクや経口補水液をとるのが良いです。

下痢が続く場合は腸を休める為に、あまり食事をとれない場合もありますので、ウィダーインゼリーなどのゼリー系補助食品もおすすめです。

下痢の時におすすめなのは、下痢止めよりも整腸剤です。

整腸剤で腸内環境を良くすることで、腹痛や下痢がおさまる事もあります。

しかし整腸剤を飲んでも下痢が数日以上続く場合は、腸の病気などの可能性も考えられるので、必ず病院を受診しましょう。

便秘の対処法

便秘は精神的な原因もありますが、日頃の食生活を見直す事が大切です。

まずは水分をしっかりと取りましょう。

水溶性食物繊維が含まれているごぼう、納豆、豆類の食べ物は腸の蠕動運動を促す効果がありおすすめの食材です。

他にも発酵食品のヨーグルト、漬物、キムチなどを毎日の食事に取り入れます。

私も便秘の症状に悩んでいた時に、ヨーグルトを毎日とることで便秘が改善した経験があります。

ヨーグルトにオリゴ糖を入れると、さらに効果があります。

他にもストレッチや運動で便秘が改善されることがあります。

日頃の買い物でもおへそに力を入れて姿勢よく歩き、腹筋を鍛えるのが効果的です。

便秘には市販の下剤薬がいろいろと販売されていますが、あまり使いすぎるのはよくありません

便秘を改善する為に下剤薬ばかりを飲んでしまい、錠剤を飲む量が増えてしまうこともあります。

便秘が続く時は病院に行くのが一番です。

最近では便秘専門の外来がある病院もあります。

長く便秘に悩んでいる場合は、一度病院に行き相談してみましょう。

熱の対処法

熱と行っても、腹痛や下痢、便秘を伴う場合は、ウイルスが原因で炎症をおこしている場合があります。

自己判断で市販薬を飲むよりも、まずは病院に行くのが大切です。

ウイルスが原因の場合は、病院で薬を処方してもらうのが一番良い対処法です。

熱が出ている時は、水分をこまめにとるようにしましょう

特に下痢を伴った熱の場合は、脱水状態になりやすいです。

腹痛が続く時の病院は何科?

腹痛が続く時に行く病院は、まずは「消化器内科」や「胃腸科」です。

胃カメラと呼ばれる胃内視鏡や大腸内視鏡の設備があるところに行くと、腸や胃の中も検査してもらえる為、原因の特定が早くなります。

私も腹痛と下痢が1週間以上続いた為、病院に行き、後日大腸内視鏡の検査をおこないました。

結果は急性腸炎、お医者さんには炎症は薬を飲めば治ると言われて安心した記憶があります。

大腸内視鏡の検査をおこなうと、潰瘍性大腸炎などの病気の特定ができます。

さらに胃内視鏡であれば、胃潰瘍逆流性食道炎を特定することができます。

胃や腸の病気の特定は内視鏡検査が確実ですので、内視鏡の設備があるところに行くのをおすすめします。

特に消化器に異常がなく、女性で右や左の下腹部痛が続く場合は産婦人科、もしくは婦人科に行きましょう。

女性の場合は卵巣や子宮の病気の可能性があり、こちらもお腹の中に内視鏡を入れて検査をする必要があります。

出産を経験されていない場合は、産婦人科に行きづらい人もいますが、卵巣や子宮の病気であれば、今後の妊娠や出産に影響が与えることがあります。

総合病院であれば、消化器科と産婦人科が併設されているところもあるので、総合病院に行くのも良いです。

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右と左腹痛の原因と病気のまとめ

  • 右上腹部は肝臓・胆道・十二指腸
  • 右下腹部は虫垂炎やクローン病の可能性
  • 左上腹部は胃・膵臓・心臓
  • 左下腹部は大腸
  • 卵巣・腎臓・尿道は左右どちらの痛みもある
  • 女性の下腹部痛は子宮が原因の可能性
  • 夏場は食中毒に注意
  • 妊娠はへその辺りがチクチクする
  • 過敏性腸症候群はキリキリとした激痛
  • 下痢は整腸剤がおすすめ
  • 便秘には食生活の見直しと運動
  • 病院は消化器内科
  • 女性は産婦人科や婦人科も

お腹の痛みがいつもあると腹痛に慣れてしまい、病院に行かないことも多いです。

しかし、腹痛が続いている場合、何らかの病気になっている可能性もあり、そのまま放置しているとますます症状がひどくなる場合があります。

さらに女性の腹痛は子宮や卵巣が原因の場合、今後の妊娠や出産にも影響がでてくる事もあります。

出産を経験していないと婦人科の病気にピンとこない人が多いですが、子宮も卵巣も若い頃から病気になる場所です。

腹痛が続いている場合は、何よりもまず病院に行って内視鏡などの検査を受け、病気でないかを確認することが大切です。

病気で早期発見であれば、治療して治すことができますし、病気でない場合でも検査した部分は異常がないとわかるため、安心することができます。

「腹痛なんていつものこと」と思わずに病気の可能性も考えて病院に行きましょう!

お腹の痛みが続く場合は、以下の記事に原因や考えられる病気をご紹介しています。

お腹の痛みが続く原因と症状別の場所と病気

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