右と左脇腹の痛みの原因と病気!チクチクや下痢や吐き気の症状と対処法

右と左脇腹の痛みの原因と病気

日常生活の中で、消化不良や食あたり等で腹痛が…という事はよくありますが、よく考えるとお腹と言うより…横の脇腹が痛い、または背中側だけど横が痛いという事があります。

よく脇腹が痛いとつったのかな?と感じる事も多いですが、痛みが続く場合は、その痛みに病気が潜んでいるかもしれません。実は腹痛だけでなく脇腹にも痛みが現れる病気がとても多いです。

さらに脇腹のチクチクした痛みだけでなく、下痢や吐き気などの症状が現れている時は注意が必要です。

脇腹の痛みも、右と左の痛みによって原因や病気に違うので、今回は左右脇腹の痛みから考えられる病気や、脇腹のチクチクした痛み、下痢や吐き気の症状が出た場合の対処法をご紹介します。また、脇腹の痛みが続く場合、何科の病院に行けば良いかもご説明します。

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右脇腹の痛みの原因と考えられる病気

人間の右脇腹には様々な臓器があり、痛みの原因は様々です。まずは右側にある主な臓器をご紹介します。

【右側にある主な臓器】

  • 大腸(上行結腸と横行結腸:右)
  • 肝臓
  • 腎臓(右)
  • 十二指腸
  • 胆のう
  • 盲腸
  • 虫垂

右脇腹痛には筋肉痛や便秘なども考えられますが、以下のような病気の可能性もあります。

右脇腹の原因と病気①胆石

肝臓から分泌される胆汁の成分が胆嚢や胆管の中に溜まってしまうものです。この胆石が原因で胆嚢炎になることもあり、右脇腹の痛みの他に、みぞおち痛、右上腹部痛、背中側の痛み、背中の張り感、腰痛、強い肩こりの症状が出る場合があります。

吐き気や嘔吐、場合によっては発熱を伴うこともあります。胆石があっても痛みを感じない人も多いのですが、痛みがあるときにはかなり強い痛みを感じます。また食前や空腹時に、こむら返りの様な痛みや激痛を感じる事が多いです。

胆石症では多くの場合、右脇腹を押すと痛い・軽く叩くと痛いという症状がみられます。

胆石には下記のような種類があります。

  • 肝内胆管結石:肝臓の中の胆管に結石ができる。胆石症の2%程。
  • 総胆管結石:胆嚢から総胆管に結石ができる。症状がない場合もある。
  • 胆嚢結石:胆嚢の中に結石ができる。胆石症の80%程と最も多い胆石。

右脇腹の原因と病気②胆嚢炎・胆管炎

細菌等の感染症が原因で、胆嚢や胆管に炎症がおきます。胆嚢炎や胆管炎のは胆石がある事が多く、胆石が胆管がつまったため炎症して病気になる事が多いです。

胆嚢炎や胆管炎は別々に発症しますが、時に同時に2つとも発症する場合があるので注意が必要です。

症状としては、右脇腹や右上腹部が痛む事が多く、白目や皮膚が黄色系になる黄疸(おうだん)症状が出る事があります。

また、発熱や吐き気が見られる場合もあり、食後1時間以上、痛みが続く事が多いのが特徴です。

右脇腹の原因と病気③虫垂炎(盲腸)

虫垂炎は俗に盲腸と呼ばれる病気で、右下腹部に痛みが出る事が多いです。最初はみぞおち付近に痛みを感じる事が多く、その後痛みが移動して行きます。

右下腹部だけでなく、右脇腹に痛みが出ることもあり、右の腹部が痛い時は虫垂炎の可能性を考えます。

急性の場合は激しい痛みを伴う事が多いですが、慢性虫垂炎の場合は、痛みの種類は「鈍痛」な場合が多いです。

右脇腹の原因と病気④急性腹膜炎

胃・腸・胆嚢などの炎症により、腹膜が細菌に感染して起こる炎症です。

上記の胆嚢炎、特に急性虫垂炎の合併症として発症することが多く、急にズキズキとした痛みが時間の経過とともに広がります。

また、腹痛や脇腹痛だけでなく、発熱・悪寒・嘔吐・心拍数の増加などが起こり、症状が重くなると意識を失い死亡するケースもある為、早急に病院での手術が必要な場合がほとんどです。

右脇腹の原因と病気⑤胆道ジスキネジー

食後に右脇腹や右上腹部等が痛む為、胆石症とよく似ている症状ですが、胆石や胆嚢炎等の炎症がなく、胆汁の排泄異常が原因の病気です。

食事中に、胆嚢部分に鈍痛を感じる事もあり、他にも吐き気や下痢、腹部膨満感の症状が現れる事もあります。

原因は特定されておらず、主に女性が発症する病気です。右脇腹や右上腹部に痛みがあり、病院に言っても胆石等の原因が特定されない場合は、胆道ジスキネジー(胆道運動異常症)の可能性もあります。

右脇腹の原因と病気⑥肝臓がん

肝臓がんでは腹部が張った感じや腹痛があります。進行するにつれて肝機能が低下することが多く、発熱、黄疸、貧血、尿の異常等の症状が出ることがあります。

癌が破裂し腹腔に大出血を起こすと腹部の激痛と血圧低下が起こる為、非常に危険です。しかし、初期の段階では痛みなどの症状を感じることはなく、CTやMRIなどで発見されることが多いです。

特に、肝臓は「沈黙の臓器」の一つなので、全身症状が見られる場合の方が圧倒的に多く、重症化しない限り、痛みは感じることはありません。しかし放置しない限りは、痛みの段階以前に全身症状から発見される事が多いです。

右脇腹の原因と病気⑦十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍は胃酸過多が原因の場合が多く、主に右のみぞおち深く、又は右脇腹にかけて、痛みが出る事が多いです。

症状は空腹時に現れる事が多く、胃潰瘍は食後に痛みを感じる事が多い為、どのタイミングで痛みが現れるかで胃か十二指腸かの違いを判別できます。

発症の多くはピロリ菌を保有しており、ストレスで発症する事が多いと言われています。

ちなみに、胃の出口(幽門:ゆうもん)は右側にありますが、この部分に胃潰瘍が起こる確率は低いとされています。

左脇腹の痛みの原因と考えられる病気

左右の脇腹の痛みの原因と考えられる病気と対処法

次に左脇腹の痛みの原因と考えられる病気をご紹介します。まずは左側にある主な臓器がこちら。

【左側にある主な臓器】

  • 大腸(横行結腸:左と下行結腸)
  • 膵臓(すいぞう)
  • 脾臓(ひぞう)
  • 心臓

左脇腹痛でも、右脇腹の痛みと同じく、便秘や筋肉痛という事もありますが、臓器が痛みの原因の場合は以下のような病気の可能性も考えられます。

左脇腹の原因と病気①胃潰瘍

十二指腸潰瘍と胃潰瘍は総称して消化性潰瘍と言い、ズキズキとした痛みや息苦しさを感じる事があります。主に左みぞおち付近の痛みが多いですが、脇腹にも痛みを感じる事もあります。

最近CMでもよく聞くようになりましたが、胃潰瘍はピロリ菌が原因の場合があります。また別の要因として、飲酒や喫煙、生活のストレス、そして熱いものの飲食等があげられます。

十二指腸潰瘍は空腹時、特に夜間に痛みを感じることが多いのに対して、胃潰瘍は食事の時や食後に痛みを感じることが多いので、痛みを感じる時間帯も覚えておくと良いです。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍を特定するには、胃カメラの検査を受ける事が大切です。

左脇腹の原因と病気②急性膵炎

左脇腹痛だけでなく、左みぞおち痛や、腰や背中側に痛みがあり、痛みの程度も軽い鈍痛から激痛まで様々です。吐き気や嘔吐、発熱や食欲不振等の症状を伴う事があります。

痛みだけでなく、左腹部や皮膚の下が、暗赤色になるカレン徴候やグレイターナー徴候が見られる場合もあります。

急性膵炎の原因として最も多いのがアルコール、最近飲み過ぎていると心当たりがある場合は急性膵炎の可能性を考えましょう。アルコールが原因の痛みは徐々に痛みが強くなる事が多いです。

またアルコールだけではなく胆石が原因で急性膵炎になる事もあります。胆石が原因の場合は突然激痛が走る事が多いのが特徴です。

急性膵炎は主に男性に多い病気でアルコールが原因の場合が多いのですが、胆石が原因の場合は女性に多いです。

左脇腹の原因と病気③膵臓がん

臓器の中でもあまり聞き慣れない膵臓ですが、通常膵臓は肝臓と同じく「沈黙の臓器」なので重症化しないと症状が現れない事が多いのが特徴です。

しかし、左脇腹の痛みの中で一番怖い原因となりうるのが膵臓がんで、進行が早く、痛みが現れた時は既にかなり進行している事もあります。

膵臓がんになると、血糖値が急激に上がるので、暴飲暴食などの覚えがなく、大きなストレスもない、さらに糖尿病でないのに血糖値があがっている場合は膵臓がんの可能性があります。

また、脇腹痛や腹痛等の症状だけでなく、急激に体重が減少している時も注意が必要です。

左脇腹の原因と病気④胃がん

胃はななめに位置している臓器の為、がんの場所によっては左脇腹が痛くなる事があります。特に胃の上部が痛い場合は、みぞおち付近だけでなく、左脇腹に痛みを感じます

慢性的な胃潰瘍は胃がんになるリスクを高くなるので、みぞおちや脇腹が痛い、食事をすると胸焼けがしたり、吐き気がある場合は早めに胃内視鏡検査(胃カメラ)を受ける事が大切です。

左脇腹の原因と病気⑤逆流性食道炎

左脇腹よりもみぞおちや左胸に痛みが出る事が多いですが、左胸から脇腹にかけて痛みがある場合は逆流性食道炎の可能性もあります。

症状は臓器の痛みだけでなく、ゲップが非常に多くなるので、ゲップが多い場合は逆流性食道炎の可能性も考えられます。

逆流性食道炎で気をつけなければいけない事は、逆流性食道炎を慢性化させない事。非常に慢性化しやすい病気なので、早期発見と最初に診断を受けたあとのきちんとした治療が大切です。

左脇腹の原因と病気⑥大腸憩室炎

主に下行結腸便がたまり炎症が起きると、左脇腹に痛みを伴う事があります。大腸の中でも下行結腸に炎症が起きれば下行結腸憩室炎、S字結腸に憩室炎ができればS字結腸憩室炎となります。

S字結腸憩室炎の場合は左脇腹よりも、左下腹部に痛みを伴う事が多いです。

食の欧米化により、大腸関連の病気は非常に増えてきており、大腸憩室炎になる人も増えています。特に慢性的な便秘の人は要注意の病気です。

左右どちらの脇腹にも痛みが出る原因と考えられる病気

臓器には左右2つあるもの、大腸や小腸のように左右関係なくお腹全体に位置されているばものがあり、左右どちらの脇腹の痛みでも考えられる病気があります。

左右の脇腹の痛みの原因と病気①大腸がん

大腸がんでは右側の場合は軽い腹痛や違和感などがあり、進行していくとしこりを感じたり貧血の症状が出てきます。左側の場合は下行結腸部分に原因がある場合は、早い段階から血便の症状がみられます。

腹痛のほかに便が細くなる・便秘と下痢を繰り返すなどの症状があり、放っておくと便もガスも出なくなって腸閉塞になる可能性もあります。

大腸がんも初期の状態で発見される事は少なく、大腸内視鏡(大腸カメラ)などで発見する事があります。

左右の脇腹の痛みの原因と病気②尿路結石

尿路に沈着した結晶の石が詰まってしまう症状です。

その中でも尿管に結石ができた場合は「尿管結石」と呼びますが、右にできた場合は右脇腹や右の背中に激痛を伴う事が多く、痛みのあまり倒れたり、失神する場合もあります。

逆に左側にできた場合は左脇腹や左の背中に激痛を伴う為、尿路結石は左右どちらの脇腹でも症状が現れます。

しかし、中には自覚症状がなく、そのまま排尿される場合もあります。

左右の脇腹の痛みの原因と病気③肋間神経痛

胸から肋骨に沿って走る神経が痛む病気で、左脇腹だけでなく右脇腹が痛む事もあります。

体をねじったり、咳・呼吸をしたときに痛みを感じる事が多く、チクチクとした痛みからズキズキした痛み、貼るよう痛み等、痛みの感じ方が様々です。

不自然な姿勢をとったときや、運動不足、疲労やストレスによって突然症状が現れることが多いです。また睡眠不足や不規則な生活で痛みが出る事があります。

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左右脇腹の痛みの原因は放散痛?

脇腹等のお腹の痛みは、ストレスが原因で痛みを感じる事もあるデリケートゾーンでもあり、痛みの原因は脇腹付近の臓器ではない事もあります。

また脇腹の痛みは、痛みを感じる場所が数cmずれると、別の病気の可能性も考えられる為、痛みが出る場合は病院に行き、しっかりと検査を受ける事が大切です。

しかし腹部のエコーやCT、胃カメラ、大腸カメラの検査を受けても特に異常がない場合など、注意したいのは「放散痛」です。

放散痛は、痛みの原因の場所自体が痛むのではなく、痛みが脳に伝わる「道筋(神経)」が同じ場合、肝心の問題の場所ではなく別の場所に痛みが現れる現象です。

【放散痛の例】

  • 心臓→心臓の位置では無く、みぞおちや背中側に、痛みが出る場合がある。
  • 胃→胃自体が痛むのでは無く、左右:脇腹やお腹の中央に痛みが出る場合がある。
  • 肺→自然気胸(ききょう)など、突然のトラブル発生の場合に、みぞおちなどに痛みが出る場合がある。

また運動等で身体に負担が掛かった場合に、肺の下にある「横隔膜(おうかくまく)」が通常よりも上下運動をするので、その余韻で脇腹に痛みが現れる事があります。

他にも激しく咳をした時に脇腹痛になる事があるので、咳が続く風邪や、肺炎等の時は注意しましょう。

チクチクする痛みと下痢や吐き気の対処法

脇腹がチクチク痛む、すぐに病院に行く事ができればいいのですが、夜で病院が閉まっている、仕事ですぐに行けない時がありますね。

もちろん痛みが続く場合は、すぐにでも病院に行くのが良いのですが、朝まで待たなければいけない時や仕事が終わって病院に行くまでの対処法をご紹介します。

①原因が明らかな場合

脇腹の痛みの原因が明らかで、単純な下痢症状がある場合は、整腸剤、整腸剤でも下痢が収まらない場合やどうしても下痢を止めたい場合は、市販の下痢止めがおすすめです。

しかし下痢止めはあくまで応急処置、ウイルス性の菌が原因の場合は菌を排出した方が良いので、下痢止めよりも整腸剤で腸を整える事が良いです。

吐き気が続く場合は、病院で吐き気止めを処方してもらうのが一番良いのですが、病院に行くまでに吐き気を止めたい時、胃もたれや胸焼けもある場合は胃腸薬がおすすめです。

また下痢が続いて吐き気がある場合は胃腸薬よりも整腸剤が良いかもしれません。

下痢や吐き気がなく、チクチクした脇腹の痛みがある場合は市販の鎮痛剤を服用して様子を見る、その後必ず病院に行きましょう。

②原因不明の場合

原因不明な脇腹の痛みが、1週間以上に渡って続く時は、必ず病院を受診しましょう。

胃や食道、十二指腸の検査は胃内視鏡(胃カメラ)、大腸の検査は大腸内視鏡(大腸カメラ)、肝臓や膵臓、胆嚢等お腹の検査は腹部超音波(腹部エコー)や腹部CT・MRI等、病院で詳しく検査する事が大切です。

③脇腹痛の応急処置

  • 腹部を温める→盲腸(虫垂炎)と劇症ショック状態の場合を除いて、下腹部を温めてみましょう。お腹の冷え症状を取る事で、痛みが和らぐ場合もあります。
  • 温熱シップを貼る→「神経痛」のような痛みの場合、敏感肌ではないなら温熱シップを貼ってみるのも良いです。

脇腹の痛みの時は病院は何科?

脇腹の痛みといっても、原因がある程度特定されていれば病院の何科に行くか決める事ができますが、原因が分からない場合はどの科に行けば良いか迷いますよね。

今回は状況別に何科に行けば良いかご紹介します。

まずかなりの激痛がある場合、明らかに緊急を要すると感じる場合は、ためらわずにすぐに救急車を呼びましょう。脇腹や腹痛はかなりの痛みでも我慢する人もいますが、激痛の時は昼夜問わず病院に行くのが重要です。

原因不明の脇腹痛の場合

まず、大きな病院の内科を受診しましょう。痛みの場所や痛む時間帯等、症状を詳しく説明できた方が病気の特定にも繋がります。

総合病院であれば、内科で受診して検査を受けて病気が特定した後に、スムーズに別の科に行くことができますし、大きな病院でなければ、検査の設備が整ってない場合があります。

病気の特定には、内視鏡やCT、MRI等の検査が非常に重要です。原因がわからない場合はなるべく大きな病院、総合病院を受診しましょう。

内科的な問題では無い場合は、大きな病院の「総合診療科」に相談してみるのも良いです。検査をしても原因不明の場合は、心因性も考えられるので「心療内科」を受診してみましょう。

子供の場合

子供の場合は、まずは「小児科」を受診しましょう。子供特有の症状がある為、小児科医の方が精通している事が多いです。原因不明の場合は、総合病院の小児科を受診するのもおすすめです。

緊急性はあるかわからない、子供の急病にどう対応したら良いかわからない、休日や夜間救急対応の病院が近くにない場合、「小児病気緊急相談窓口」がおすすめです。

小児病気緊急相談窓口:#8000

小児科専門医や小児科看護師が電話対応しているので、対処法等いろいろと相談することができます。固定電話だけでなく携帯からも繋がります。

盲腸(虫垂炎)の可能性

右脇腹や右下腹部が痛い場合、盲腸(虫垂炎)かもと思う場合は、「内科」と「外科」がある総合病院を受診しましょう。盲腸(虫垂炎)の場合、緊急手術の可能性もあるので、外科がある病院が良いです。

胃腸系の原因が考えられる場合

胃や食道、大腸が原因と考えられる場合は、「内科」「消化器内科」「胃腸内科」を受診しましょう。しっかりと検査を受けて原因を特定させる為にも、胃内視鏡(胃カメラ)や大腸内視鏡(大腸カメラ)の設備がある病院が良いです。

胃カメラというと喉から内視鏡を入れるので、吐き気や気持ち悪さなど悪いイメージがありますが、最近では鼻から入れる「経鼻内視鏡検査」の設備がある病院も多いです。

鼻から入れる事で吐き気や気持ち悪さを軽減することができますし、喉から入れる内視鏡よりも痛みや苦しさが明らかに少ないです。

大腸内視鏡(大腸カメラ)については、胃内視鏡(胃カメラ)よりも前日に下剤等を飲んで準備をしなければいけないので大変ではありますが、検査を受ける事で原因が特定され、しっかりと治療出来る可能性が高くなります。

大腸や胃内視鏡はさける人も多いですが、胃腸系の病気が考えられる場合は「大腸・胃内視鏡」の設備がある消化器内科、胃腸内科を受診しましょう。

泌尿器系の原因が考えられる場合

尿路結石等が考えられる場合、「泌尿器内科」または「腎泌尿器科内科」などを受診しましょう。

泌尿器科は腎臓や膀胱、尿管や男性の生殖器が原因と考えられる場合に受診する科となります。しかし結石かもしれないが違うかも…と思う場合はまずは「内科」を受診するのが良いです。

婦人科系の原因が考えられる場合

内科では異常がみつからず、女性の場合は「婦人科」を受診するのが良いです。

これまで産婦人科に行った事がない場合、恥ずかしくて行きづらいかもしれませんが、婦人科系の病気(卵巣や子宮)の場合は内科での判断が出来ません。

特に脇腹でも下の方が痛い、下腹部に近い場所の痛みで、内科で原因が特定できなかった場合は、産婦人科を受診してみましょう。

最近では女性の産婦人科医も多く、インターネット等でお医者さんの写真が掲載されている事も多いので、初めて婦人科を受診する際は女性の産婦人科医を探して行くのも良いです。

皮膚症状が見られる場合

脇腹やお腹の皮膚が変色している場合は、「内科」「消化器内科」を受診しましょう。

赤い発疹等がある場合、帯状疱疹の可能性がある場合は、「皮膚科」を受診するのも良いです。しかし皮膚の症状だけでなく、発熱がある場合は「内科」を受診するのが良いです。

右と左脇腹の痛みの原因と病気のまとめ

一言で、「脇腹の痛み」と言っても、その原因は様々な事が考えられます。

一番大切なのは、「緊急性」があるか否かの早期判断です。たかが小さな痛みと思っても、突然急激に悪化する可能性も充分に考えられます。

実際に急な腹痛を経験した事がありますが、最初はチクチクするような小さな痛みだったのが、3時間程でお腹を抱え込むような腹痛になり、5時間たっても痛みが収まらない為、休日の夜間でしたが救急病院に行った事があります。

この時は右腹部から脇腹にかけて痛みがあり、盲腸かもしれないと思ったのですが、もしかしたら婦人科系の病気かもしれないと思い、内科、外科、産婦人科がある総合病院に行きました。結果婦人科系の病気だった為、この判断は正解でした。

特に女性の脇腹痛、腹痛が続く場合は、内科だけでなく婦人科がある病院をおすすめします。

緊急事態を判断するのに必要なのが、自分の身体の内臓の場所を知っておく事、そして痛みの場所から、何科に行けば良いか、判断することです。やはり、自分の身体に起こっている事を正しく把握できるのは、自分自身しかいません。

腹部の臓器の位置や図はこちらの記事詳しく解説しています。→腹部の臓器の位置と病気

病院にいっても、症状を詳しく説明できなければ、お医者さんも判断が難しく、重要な症状を見落とす可能性も考えられます。実際に何件も病院を渡り歩いて、ようやく痛みの原因がわかることもある為、どれだけ自分の症状をお医者さんに説明できるかが非常に重要です。

痛みが出ているのであれば、何かしらの体からのサインです。なるべく早めに病院に行き、しっかりと検査を受けて痛みの原因を特定し治療をおこないましょう!

  • 右脇腹痛は胆嚢・盲腸・肝臓・十二指腸に原因の可能性
  • 左脇腹痛は胃・膵臓に原因の可能性
  • 左右どちらでも脇腹の痛みがあるのは大腸・尿・肋骨の可能性
  • 脇腹が原因ではなく放散痛の可能性も
  • 下痢がある場合は整腸剤、もしくは下痢止め
  • 吐き気は胃腸が原因であれば胃腸薬
  • 原因が特定できない場合は病院で検査
  • 脇腹痛にはまず温めてみる
  • 痛みの原因により受診する科を検討する

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