リンデロンVG軟膏の市販薬と効能や副作用!赤ちゃん使用の注意点

リンデロンVG軟膏の効能と使用法と市販薬

赤ちゃんのお肌は、もっちりつやつやの肌です。

しかし、子供は大人に比べて抵抗力が弱いので、トラブル発生が多い肌でもあります。

肌トラブルは子供だけでなく、大人になった女性や男性も頭を痛める大問題。

「肌が荒れて大変な事になっている!」と、お医者さんへ慌てて駆け込むことも多いです。

病院に行くと、お肌の深刻なトラブルを解決すべく処方されるのが「ステロイド配合薬」の塗り薬です。

しかし、「ステロイドのお薬は怖いのであまり使わない方が良いかも」と考える人多いですよね。

実は「ステロイドが怖い」というのは誤解があります。

今回は肌トラブルでよく処方されるステロイド配合の「リンデロンVG軟膏」の効能と副作用と、ステロイド配合の塗り薬の誤解の原因をご紹介します。

さらにリンデロンVG軟膏を赤ちゃんに使用する際の注意点や、リンデロンVG軟膏の市販薬が販売されているのかも、ご説明します。

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リンデロンVG軟膏の種類と強さ

リンデロン軟膏の種類

ステロイド配合薬の一つである「リンデロン軟膏0.12%」。

リンデロン軟膏配合薬の違いで4種類あります。

  • リンデロンVG軟膏
  • リンデロンV軟膏
  • リンデロンDP軟膏
  • リンデロンA軟膏

リンデロン軟膏には、抗生物質を配合している「リンデロンVG軟膏」。

そして、抗生物質を配合していない「リンデロンV軟膏」と「リンデロンDP軟膏」の3種類です。

簡単に言うと「G」がついていると、抗生物質が含まれている薬です。

DPとVの違いはステロイドの強さの違いです。

リンデロンA軟膏は眼・耳・鼻に使うもので、眼科や耳鼻科で処方される事が多い塗り薬です。

リンデロン軟膏の強さ

  • リンデロンDP軟膏:ベリーストロング(とても強い)
  • リンデロンVG軟膏:ストロング(強い)
  • リンデロンV軟膏:ストロング(強い)
  • リンデロンA軟膏:ウィーク(弱い)相当

ステロイドの強さの順はリンデロンDP>リンデロンVG=リンデロンV>リンデロンAとなり、リンデロンDPが一番強いステロイド配合薬です。

ステロイド軟膏の強さの比較や副作用については、以下の記事で詳しく説明しています。

ステロイド軟膏の副作用と強さの比較

リンデロン軟膏の配合の違い

  • リンデロンDP軟膏:ベタメタゾンジプロピオン酸エステル
  • リンデロンVG軟膏:ベタメタゾン吉草酸エステル・ゲンタマイシン硫酸塩
  • リンデロンV軟膏:ベタメタゾン吉草酸エステル
  • リンデロンA軟膏:ベタメタゾンリン酸エステル・フラジオマイシン

リンデロンDP軟膏には「ベタメタゾンジプロピオン酸エステル」というステロイド成分が配合されています。

リンデロンVG軟膏には、「ベタメタゾン吉草酸エステル」と呼ばれるステロイド成分と、「ゲンタマイシン硫酸塩」と呼ばれる抗生物質が配合されています。

リンデロンV軟膏は、「ゲンタマイシン硫酸塩」の抗生物質が配合されていません。

リンデロンA軟膏は、「ベタメタゾンリン酸エステル」と呼ばれる配合成分と、「フラジオマイシン」と呼ばれる抗生物質が配合されています。

抗生物質が配合されているのは、リンデロンVG軟膏とリンデロンA軟膏です。

ステロイド成分は名前が似ているものばかりなので、自分が使用している軟膏の名前と成分をよく確認してみましょう。

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リンデロンVG軟膏の効能と使用方法

リンデロンVG軟膏の効能

リンデロンVG軟膏は、ステロイド成分と抗生物質が配合されています。

ステロイド成分と抗生物質の配合のお蔭で、使い方や使う量を守っていれば、体質やアレルギーなどの一部の使用禁止症状を除いて、炎症による赤みや腫れ、痒みの症状を抑えたり、改善する効果があります。

リンデロンVG軟膏の効果が期待できる主な症状はこちら。

  • 単純性湿疹
  • 蕁麻疹
  • 虫刺され
  • 単純性皮膚炎
  • 初期状態のケロイド症状
  • ダニ噛まれ
  • 皮膚かぶれのただれ・赤み・かゆみ
  • 赤ニキビ
  • アトピー性皮膚炎
  • オムツかぶれ
  • あせも
  • 円形脱毛症
  • 肉芽腫

リンデロンVG軟膏の使用方法と注意点

リンデロンVG軟膏の使用法は、通常は1日に1回から2回、患部に塗ります

通常は1~2週間使用し、長期間使用することはありません。

リンデロンVG軟膏を塗る時は、塗り込んだり、肌をこすったりしないこと。

なるべくやさしく、指で薄くのばして塗りましょう。

症状により塗る量が変わりますので、処方された病院で塗る量をしっかりと確認することが大切です。

リンデロンVG軟膏を塗る時の3つの注意点です。

  • 目に入らないようにする
  • 1回の使用量を守る
  • ひげそり後には塗らない

リンデロンVG軟膏を効果的に使うには、使用量や使用回数をしっかりと守りましょう。

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リンデロンVG軟膏の症状別効果

虫刺されへの効果

虫刺されで使用する場合は、蚊・ダニ・ブヨ・ハチに刺されて赤く腫れ上がっている時です。

通常の市販薬でも治らないほどの虫刺されの時に、病院に行くとリンデロンVGを処方される事が多いですね。

しかし、塗る場所には注意が必要です。

リンデロンVG軟膏は、顔ではなく、手足の虫刺されに処方される塗り薬です。

病院で処方された時は、塗る部位や、塗る量をしっかりと確認しましょう。

あせもへの効果

あせもへの効果はありますが、通常のあせもで使用される事は非常に少ないです。

特に赤ちゃんや肌の弱い人のあせもには、ステロイドが入っていないお薬が処方されます。

かなりかゆみがひどく、かきむしっている時に処方される事があります。

赤ちゃんに使用する場合は、ステロイドが強めのお薬なので、自己判断で使用したりせず、必ず病院に行って確認しましょう。

ステロイドが配合されていない塗り薬で、ゲンタシン軟膏もよく処方されます。

ゲンタシン軟膏の効能と副作用

湿疹・かぶれへの効果

湿疹やかぶれによる、かゆみや痛みを抑えるのに効果的です。

しかし、ステロイドが強い塗り薬なので、塗りすぎたり長期間の使用はNGです。

赤ちゃんのあせもやおむつかぶれについては、以下の記事を参考にしてください。

赤ちゃんのあせもやおむつかぶれの治し方と薬

とびひへの効果

とびひの場合は、抗生物質が配合されているリンデロンVGを処方される場合もあります。

併せて抗生物質の飲み薬が処方されれることも多いです。

やけどへの効果

やけどの場合は、軽いやけどであれば効果があります。

ただし、やけどがひどい場合は、病院で処置してもらうのが一番良いです。

水虫への効果

皮膚トラブルの全般に効くイメージがあるリンデロンVGですが、水虫などのカビの真菌には効果がありません。

ステロイド成分を配合されたものを水虫に使うと症状がひどくなる場合もあるので、必ず水虫専用の薬を使いましょう。

リンデロンVG軟膏の副作用と使用期限

リンデロンVG軟膏の副作用と使用期限と赤ちゃんへの注意点

リンデロンVG軟膏はお肌トラブルの救世主として有名なので、病院でも処方される事が多い軟膏のお薬です。

よくお医者さんから「塗り薬を出しておきますね!」と言われて家に帰って確認すると、「リンデロンVG軟膏」が入っていることが多いです。

ステロイド配合のお薬は、とても優れた特効薬ですが、薬にはリスクもつきもの、副作用もあります。

優秀な特効薬ほど、副作用が重いことも多いです。

だからこそ、正しい使い方と副作用をしっかりと知っておく必要があります。

リンデロンVG軟膏の副作用①症状

  • 頭痛
  • 発熱
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 腹痛
  • 倦怠感
  • 口の渇き
  • 皮膚の刺激感
  • 皮膚の赤み
  • 発疹

顔に長期間に渡り、大量に使用した場合には皮膚の表面組織が薄くなってしまい、シワや皮膚のひきつり感が現れる場合もあります。

また、顔の毛細血管が広がってしまうので、赤ら顔になる場合があります。

しかし、これらの副作用の症状は、リンデロンVG軟膏を使うと必ず出てくるわけではありません。

医師の指示に従って正しく使用していれば、安全安心なお薬でもあります。

リンデロンVG軟膏の副作用②病気の発症

リンデロンVG軟膏はステロイド配合薬です。

塗り込む部位、塗り込む量、使っている期間によって副作用が現れる事があります

使用部位として、目のまぶたに塗り続けると眼圧が高くなる、それに伴う緑内障の発症。

頭痛・目の痛み・目のかすみ・光に敏感になり、眩しさ感が強くなります。

使用する期間が長いと、高血圧筋肉痛の症状が現れる可能性が高い事が報告されています。

早く良くなりたい一心で医師の指示よりも多く塗り続けていると、肥満になりやすい事が報告されています。

また、大量に長期間・広範囲に渡り塗り続けると、体内に吸収されたステロイド物質が原因となり、白内障を発症する事があります。

リンデロンVG軟膏の使用期限

リンデロンVG軟膏の使用期限については、蓋とは逆のチューブの端っこに刻印がされています。

しかし刻印されている使用期限は、開封前までの使用期限です。

開封後保存方法が良ければ長持ちしますが、夏の部屋の暑い場所に置いておくと薬にとってよくありません。

「1年前、2年前に使っていた薬を使っても大丈夫だろうか」と考えますが、自己判断での使用は危険です。

塗っても塗っても症状がよくならない場合は、お薬に問題があることもあります。

あまり古い軟膏を使わず、病院に行って診断してもらい、新しい薬を処方してもらうのが一番良いです。

リンデロンVG軟膏を使ってはいけない人

  • 過去にステロイド配合薬で、軽度のアレルギー反応が出た事がある
  • 細菌を原因とする症状→口唇ヘルペス・陰部ヘルペスなど
  • 真菌(カビ類)を原因とする症状→水虫・田虫・カンジタなど
  • スピロヘータウィルス皮膚感染症
  • 軽度の熱傷・火傷以上(低温火傷を含む)→赤く腫れると同時に、水ぶくれや灼熱感
  • 鼓膜に孔や裂け目などの、異常がある
  • 妊娠中及び授乳中→医学的にまだ安全性が確認されていない
  • 凍傷
  • 紫外線アレルギーがある

上記のような症状や異常が見られる場合は、リンデロンVG軟膏を使用しないで下さい。

皮膚トラブルと行っても症状は様々です。

リンデロンVG軟膏がよく効くものもあれば、全く効かないものもあります。

リンデロンVG軟膏を使用する場合は、必ず薬局や病院に症状を説明して確認しましょう。

自己判断で「塗ってもいいか」と思って塗ると、症状がひどくなる場合があるので注意が必要です。

リンデロンVG軟膏の市販薬はある?

ステロイド配合薬の作用が弱い、レベルⅢ~Ⅴのお薬は、OTC薬(大衆薬)として、ドラッグストアや薬局で市販されています。

しかし、リンデロンVG軟膏の市販薬は販売されていません。

昔は名前は違いますが「コルデールG軟膏」という、リンデロンVG軟膏と同じ配合のものが販売されていたのですが、今は販売中止となっています。

そこで市販薬でおすすめなのが、「ベネベートN軟膏」。

主成分であるステロイド成分は、リンデロンVG軟膏と全く同じなのですが、抗生物質の成分に違いがあります。

  • リンデロンVG軟膏:ゲンタマイシン硫酸塩
  • ベネベートN軟膏:フラジオマイシン

名前が違うだけで、抗生物質としての効能は、リンデロンVG軟膏とほぼ同じになります。

病院が休日の場合や夜に皮膚トラブルがあった時は、「ベネベートN軟膏」を使って様子を見るのも良いです。

常備薬として、家に一つ置いておくのもオススメです。

他にもリンデロンVG軟膏と同じ効能があるお薬としては、「フルコートF軟膏」が市販されています。

ベネベートN軟膏がない場合は、フルコートF軟膏を探してみましょう。

ステロイド軟膏の市販薬の種類や強さの比較は、以下の記事で紹介しています。

ステロイド軟膏市販薬の強さと種類の比較

市販薬を購入する場合の注意点は、国家資格を持っている薬剤師の方に症状を相談した上で購入するのが良いです。

ステロイド配合薬は、使い方や症状を誤ると、思いがけない形で強い副作用が現れます。

自分の症状を薬剤師さんに伝えて、おすすめの市販薬を聞いてみましょう。

リンデロンVG軟膏を赤ちゃんに使う時の注意点

赤ちゃんの身体と肌は、大人と比較してとてもデリケートです。

子供が小さい頃は皮膚トラブルも多い為、大人がステロイド配合薬を使う時以上に、細心の注意が必要です。

だからこそ赤ちゃんの肌に異常がでた場合は、必ず皮膚科または小児科の医師の診断の上で、ステロイド配合薬を正しく使いましょう。

また、赤ちゃんの肌は大人よりも薄いので、肌の薬成分の吸収率が高いです。

病院でステロイド配合薬を処方される場合、大人の使うステロイド配合薬のレベルより、1段階弱い作用の物が処方される事が多いです。

もしリンデロンVG軟膏を処方されて、塗っても治らない、治りが遅い場合は、リンデロンVG軟膏が効かない別の症状の可能性もあります。

私も子供の時に、皮膚科に行って処方された薬があわず、別の病院に行ったことがあります。

新しく処方された薬は別のものだったのですが、こちらはよく効いた覚えがあります。

特に子供や赤ちゃんは自分で症状をうまく伝える事ができません。

親がしっかりと見て判断し、できれば子どもや赤ちゃんにとって評判の良い病院を選んで受診するのが良いです。

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リンデロンVG軟膏の効能や副作用のまとめ

  • リンデロン軟膏は4種類
  • 配合成分やステロイドの強さに違い
  • 炎症によるかゆみや腫れに効果的
  • 長期間使用しない
  • 市販薬でおすすめが「ベネベートN軟膏」
  • 自己判断で赤ちゃんに使用しない

ステロイド配合薬である「リンデロンVG軟膏」。

例え、人間の身体の中で造られる副腎皮質ホルモンと同じ働きをする物であっても、まだ数十年の研究の歴史しかありません。

人間の身体も、その全てが科学的にも医学的にも解明されている訳でもありません。

まだまだ、「ステロイド物質」には謎が多いのです。

薬を使う側の私達が、今までに明らかにされた副作用を知ることで、正しく使うことが出来ます。

リンデロンVG軟膏も正しく使えば効果が期待できる塗り薬です。

使い方をよく聞いて、皮膚トラブルを完治しましょう!

ステロイド軟膏の強さや効能、副作用については以下の記事でご紹介しています。

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