アデノウイルスの検査費用と薬の治療方法!出席停止期間や冬の流行時期

アデノウイルスの検査方法や費用とタイミングや薬や治療方法

プール熱と呼ばれる「咽頭結膜熱」やはやり目の通称で知られる「流行性角結膜炎」、実は2つとも同じアデノウイルスに感染しておこる病気です。

特にプール熱はプールに入って感染する事が多い為、学校のプール等子供同士で感染し広がっていくことの多い病気、はやり目も同じく学校で流行する事が多い病気です。

プールによる感染が多い事から、夏風邪の代表と呼ばれているアデノウイルスですが、実は季節を問わずに流行するウイルスという事をご存知でしょうか。6月~9月の暑い時期だけでなく、秋、冬、春にも感染して症状が現れる事があり、一年中感染するウイルスです。

プールの水で感染する事が多いので、夏にだけかかる病気と勘違いしてしまいますが、冬に幼稚園や小学校でアデノウイルスが流行して、その後両親もアデノウイルスを発症することも少なくありません。

またアデノウイルスは感染力が強い事から小学校や中学校、幼稚園や保育園など出席停止期間が設けられているので、一体いつまで登校や登園してはいけないのかも気になるところです。

またアデノウイルスかもしれないと思っても、実際に病院に行ってどのような検査をおこなってアデノウイルスの診断をするのか、薬や治療はどのような方法があるのか、しっかり調べていくと良いかもしれません。

今回は、アデノウイルスの感染原因と型による主な病気、検査方法や費用と治療方法や薬の処方を詳しくご紹介します。併せて、保育園や学校等の出席停止期間と仕事や勤務先では出勤停止があるのか、冬に感染した場合の症状や流行時期等をご説明します。

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アデノウイルスの感染原因と主な病気

アデノウイルスの型と感染原因

アデノウイルスの種類は51種類の型があり、ウイルスの種類(型)によって様々な病気や症状があります。

その中でも最も有名でプール熱と呼ばれる咽頭結膜熱を発症するのが「3型」、そして「4型」「7型」「11型」で、はやり目と呼ばれる流行性角結膜炎を発症するのが「8型」「19型」「37型」となります。

他にも「7型」「14型」のアデノウイルスは重い肺炎を引き起こす事がありますし、「11型」や「21型」のアデノウイルスは膀胱炎になります。急性の胃腸炎になるアデノウイルスの型は「40型」と「41型」があり、ロタウイスルとよく似た症状が現れる為、アデノウイルスかどうか自分では判別が難しい場合もあります。

アデノウイルスの感染源は3型や4型などのプール熱の場合は、プールで感染することが非常に多いのでプールには入ったのが原因だと思われている人も多いですが、咳やくしゃみなどの飛沫感染や手などの接触感染もありますので、プールだけで感染する事はありません。

なので、プールに入ったから必ずしも感染するわけではなく、感染原因が家族や学校などの人の多いところでの飛沫感染という事も多いです。

アデノウイルスが引き起こす主な病気一覧

  • 鼻炎
  • 咽頭炎
  • 扁桃炎
  • 喉頭炎
  • 流行性角結膜炎
  • 気管支炎
  • 気道炎
  • 肺炎
  • 胃腸炎
  • 膀胱炎
  • 尿道炎
  • 子宮頸部炎

尿道炎子宮頸部炎に関しては「19型」や「37型」のアデノウイルスで、性感染により引き起こされる可能性があります。

このように様々な型があるアデノウイルス、型によって病気の違いがあるので、胃腸炎だからといって別の病気の可能性を考えるのではなく、必ず病院に行きアデノウイルスの検査を受ける事が大切です。

アデノウイルス冬の症状や感染と流行時期

アデノウイスルが流行する時期はプール熱やはやり目等、咽頭結膜熱や流行性角結膜炎の場合は夏、特に5月頃から発症する人が増えて8月までがピーク、9月頃も発症する事が多いので、夏の暑い時期が流行時期と思われる人も多いです。

しかしアデノウイルスは秋、冬、春と年中存在するので、夏だけでなく、冬にも感染して病気になる事があります。

主に冬に感染するのは胃腸炎を発症する型、特に涼しくなって湿度が下がり乾燥する時期は胃腸炎のアデノウイルスに感染する可能性が高くなります。

*アデノウイルスの下痢や嘔吐の期間はこちらで詳しく説明しています。→アデノウイルスの下痢や嘔吐・結膜炎の期間

もちろん、プール熱やはやり目は夏が流行時期であり、夏風邪の代表とも呼ばれるもので間違いありません。アデノウイルスは感染力が非常に強い為、一人感染するとプールや学校等で周囲の人が感染する可能性が高くなるので、夏にプール熱やはやり目に気をつける事が大切です。

アデノウイルスは冬にも感染するウイルスであり、冬の場合は胃腸炎の症状が現れる事が多いので、下痢や嘔吐、腹痛に注意が必要です。ウイルスの型は違いますが、冬でも夏と同じく流行するので、周りの人がアデノウイルスに感染した場合は予防等で気をつけましょう。

アデノウイルスの出席・出勤停止期間

アデノウイルスの出席停止期間と検査方法や治療方法

アデノウイルスの「3型」は結膜炎と咽頭炎を起こす咽頭結膜熱の病気を発症し第二種の感染症、「8型」の流行性角結膜炎第三種の感染症、学校伝染病として、出席の停止が決められており、咽頭結膜熱の場合は症状がなくなってから二日間までは出席停止となっています。

なので、月曜日に症状がなくなった、咽頭結膜熱(プール熱)が完治したと思った場合でも、火曜日・水曜日は出席停止、保育園や幼稚園は登園禁止となります。登校、登園ができるのは木曜日からです。

  • 月曜日:症状がなくなる
  • 火曜日:出席停止
  • 水曜日:出席停止
  • 木曜日:登校・登園

流行性角結膜炎は咽頭結膜熱のように治ってから二日間の出席停止期間はありませんが、お医者さんが感染を広げる恐れがないと認めるまで、登校や登園は禁止となります。お医者さんにしっかりと判断してもらいましょう。

冬に感染が多くなる、急性胃腸炎のアデノウイルスは特に出席停止などはありません。アデノウイルスでも出席停止が定められているのは咽頭結膜熱(プール熱)と流行性角結膜炎(はやり目)だけなので注意しましょう。

咽頭結膜熱と同じように第二種の感染症に指定され、出席停止が定められている病気には「はしか」「おたふくかぜ」「水疱瘡」「風疹」などの伝染病があります。

症状が良くなってから、学校へ登校、保育園や幼稚園に登園するときは、診断書や治癒証明書、登校許可証などが必要になります。私が子供の頃は、出席停止はあっても、登校する時の診断書等の提出の必要はなかったので、昔より厳しくなっています。しかしその分安心して登校することが出来ますね。

子供の場合は出席停止が定められていますが、大人の場合は法律等で出勤停止等は定められていないので、会社に出勤する事は可能です。

しかしアデノウイルスは高熱が出る病気で、無理をすると気管支炎や肺炎等、症状が重症化する場合があります。大人の場合は無理をして症状が重くなる、ひどくなる場合が多いので、高熱が出たら病院を受診して休暇をとるのが良いです。

また会社によっては、伝染病の方針がある場合もあるかもしれないので、会社に確認してみましょう。

アデノウイルスの症状がよくなった、治った場合は出勤できますが、まだウイルスは体内にある為、周りの人に移す可能性があります。マスクをする、手をしっかりと洗う等、二次感染をおこさないように注意しましょう。

*アデノウイルスの潜伏期間や感染予防、完治までの日数等はこちらの記事で説明しています。→アデノウイルスの潜伏期間や完治までの日数

アデノウイルスの検査方法や費用と薬と治療方法

高熱や目の充血・目やに、喉の痛みがある時、病院でアデノウイルスに感染していると特定してもらう為の検査はどのようなものがあるのでしょうか。

アデノウイルスの検査方法は、アデノウイルス迅速検査キットというものがあり、病院に行くと喉や上咽頭の粘膜を摂取、もしくは目やにや涙を摂取して、ウイルスに感染しているかどうか検査する事ができます。乳幼児が下痢や嘔吐等の胃腸炎の症状が出ている場合は便で検査することもあります。

検査の結果がでるまでは10分~15分程。アデノウイルスの検査費用は現在は保険適応となっており、3割負担であれば料金は800~1000円程度です。

また子供の検査の場合は自治体によって医療費助成があるので、さらに料金が安くなる事があります。東京都の場合、マル子という義務教育就学児医療費の助成があるので、6歳から15歳までであれば200円、乳幼児であればマル乳があり自己負担なく無料で受けられる場合が多いです。

医療費の助成は自治体によって大きく異なりますので、基本は3割負担の800~1000円程度、乳幼児や中学生までの子供であれば安くなる可能性があると考えていると良いです。子供の医療費助成については現在増えてきているので、自治体に確認してみましょう。

アデノウイルスの検査の点数は、アデノウイルス抗原の便の検査が60点、アデノウイルス抗原の咽頭等からの検査(便以外の場合)は200点となっています。

しかしアデノウイルスの治療方法は、検査をおこなっても、アデノウイルスは抗生剤の効果がなく、抗ウイルス剤や特効薬もない為、解熱鎮痛薬や目薬などの対症療法で自然治癒するのを待つしかありません。なので、必ずしも検査をうけて特定する必要はないと考える人もいます。

アデノウイルスの検査のタイミングは発熱や結膜炎等の症状が出てから24時間(約1日)あけてから行うのが良く、発症から3日目までに検査を受けるのがオススメです。発症から日数がたつと、陽性の反応が出にくくなります。

また、血液検査で炎症があるかの確認や、咳がある場合は、肺炎になっていないかを確認する為にレントゲンの検査を受ける場合があります。肺炎になると対処法が異なりますので、咳がある、続く場合はレントゲンを受けるのが良いです。

治療方法は、対処療法なので、個人の症状にあった薬が処方されます。

  • 結膜炎の症状がある→点眼薬(目薬)
  • 喉の痛み、高熱→解熱鎮痛剤、抗炎症剤
  • 咳がある→咳止め
  • 咳と痰がある→去痰剤
  • 鼻水が出る→鼻炎薬

ちなみにアデノウイルスには抗生物質は効果がありませんが、お医者さんによっては他の症状や別の細菌に感染しない為に、抗生剤を処方する場合もあります。

病院に行って薬を処方してもらったら、家で安静にしておくことが大切です。

薬を飲んでしっかり寝るのが良いですが、高熱や喉の痛みが続く時には水分補給も重要です。

喉が痛い時は、食べ物や飲み物を飲む時に痛みが出るので、あまり食事をとらない事も多いのではないでしょうか。食事に関しては無理に取る必要はありませんが、水分補給は重要です。高熱が続くと、体から水分が失われていくため、脱水症状になりやすいので注意が必要です。

脱水症状にならない為にも水を飲むのも良いですが、ポカリスエット等のスポーツドリンク飲料や経口補水液があると電解質の補給もおこなう事ができるのでオススメです。他にもウィダーインゼリーなども喉に負担がかからず、水分補給にもなるので良いですね。

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アデノウイルス感染後プールはいつから?

アデノウイルスに感染し症状が治った後でも、アデノウイルスを体から排出する為、すぐにプールに入る事はできません。

しかし出席停止とは違い、プールの禁止期間が明確に定められているわけではないので、病院や学校に確認するのが良いです。

実際には症状が回復した後、登校や登園するようになってから、お医者さんから2週間から1ヶ月はプールに入らない事を指示される事が多いです。なので、最短でも2週間はプールに入れないと考えておきましょう。

6月~9月の暑い時期、子供は学校等でプールに入る事を楽しみにしていますが、周りに感染を広げない為にもプールには入らず、1ヶ月程度経過した後に、子供をプールに連れて行くと喜んでくれるかもしれません。

アデノウイルスが発症した時病院は何科?

アデノウイルスの症状が出た時、高熱や喉の痛みのみであれば「内科」に行く人が多いのですが、高熱だけでなく、目やにが多くなったり目の充血がある場合は「眼科」に行った方が良いか悩む人も多いのではないでしょうか。

またアデノウイルスの検査も内科や眼科でしてもらえるのか、気になる人も多いです。

実際に病院によってアデノウイルスの検査キットを置いてあるかどうかですが、だいたいの内科や眼科はアデノウイルスの検査キットを置いてあるので、内科・眼科どちらでもアデノウイルスの検査をおこなう事ができます。

どちらかといえば、プール熱の症状があれば高熱や喉の痛みが強いので「内科」へ、はやり目の症状であれば「眼科」に行くのが良いかもしれません。胃腸炎の症状は「内科」や「消化器内科」です。

もちろん子供がアデノウイルスを発症した場合は、「小児科」に行けばアデノウイルスの検査をおこなえますので、小児科を受診しましょう。

もしアデノウイルスの検査キットを置いてあるかどうか不安な時は、病院に行く前に電話をして検査できるか確認すると良いです。実際に私も子供にアデノウイルスの症状が出た時は、小児科に電話をしてアデノウイルスの検査キットがあるか確認しました。その時に検査が保険適応である事、検査費用なども併せて教えてもらう事ができました。

アデノウイルスの検査や薬と治療方法のまとめ

アデノウイルスの検査は、抗ウイルス剤などの効果的な薬がない為、受けない人もいますが、何のウイルスに感染したのかを知る事で、その後の対処法や学校や保育園・幼稚園の対応も変わるので、費用はかかりますが、検査を受けるのが良いです。

実際に何のウイルスに感染したかがわかったので、平均どのくらいの日数で高熱が出るのか、どのような症状が多いのかをお医者さんに聞いたり、ネットで調べる事ができました。

特に最近はインターネットで実際の体験談をブログなどに書いている人も多いので、自分の症状だけでなく、子供の症状から病気などを特定するのに役に立つことが非常に多いです。

検査は鼻から入れて粘膜をとるので、一瞬で終わりますし、検査の結果も10分程ででるので非常に便利です。最近では精度の高い検査キットがあるので、陽性か陰性かの判断も正確です。

費用も子供の場合は安いことが多いので、アデノウイルスかもしれないと思ったら検査を受けて、原因を特定しましょう!

  • アデノウイルスは51種類あり症状は様々
  • アデノウイルスは冬にも感染する
  • プール熱やはやり目は夏が流行時期
  • 冬は急性胃腸炎の症状が多い
  • プール熱やはやり目は出席停止期間がある
  • 勤務先は要確認
  • アデノウイルスの検査キットは保険適用
  • 薬は対処療法のみ
  • 感染後プールは最低2週間は入れない
  • 病院はプール熱は内科、はやり目は眼科
  • 子供は小児科を受診する

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