アデノウイルスの下痢や結膜炎の期間!大人と子供の症状と潜伏期間や二次感染予防

アデノウイルスの下痢や結膜炎の期間と大人と子供の症状と潜伏期間

夏になるとよく耳にするプール熱と呼ばれる病気、夏に熱が出ると子供がプール熱にかかったのかもしれない、と思われる親は多いのではないでしょうか。

プール熱は主にプールの水を介して感染が広がる夏風邪の代表、プールがアデノウイルスの感染源となる事が多く、夏の暑い時期に学校のプール等で子供が感染して発症する事が多い事からプール熱と呼ばれますが、原因はアデノウイルスと呼ばれる感染症のウイルスで、感染力が非常に強いウイルスの為、学校で一気に流行する事も少なくありません。

別名がプール熱と呼ばれるので、プールでしか感染しないと思われる方も多いですが、実はプールの水以外からも、飛沫感染や空気感染、接触感染、経口感染などで広く感染する怖いウイルスです。

子供がアデノウイルスを発症した場合は、一緒に生活をしている子供から大人に二次感染する事が多く、初めてプールの水以外でも感染するんだ!と思う人も多いです。

しかもアデノウイルスの種類は51もあり、それぞれの種類によって症状も様々、プール熱と呼ばれる咽頭結膜熱だけでなく、肺炎やはやり目、急性胃腸炎を発症させるものまであり、アデノウイルスかわからない事もあります。

そしてウイルスなので抗生剤が効かない…あくまでも解熱剤や目薬などの対処療法で自然治癒するしかないので、長引くことが多いウイルスです。

でもこんな時に気になるのがアデノウイルスにかかった場合、高熱や頭痛、目の痒みや目やに、下痢や嘔吐が辛い時に一体いつまで続くのか、大人が子供から二次感染した場合は子供の症状との大きな違いがあるのか気になります。

今回はアデノウイルス(プール熱)に感染した場合の子どもや大人の症状の違い、下痢や嘔吐、高熱や結膜炎がいつまで続くかの期間を実際の体験も踏まえてご紹介します。併せてアデノウイルスに感染後の潜伏期間と治療期間や完治までの日数、二次感染や感染の予防方法もご説明します。

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アデノウイルスの大人と子供の症状と違い

アデノウイルスは主に鼻や口の粘膜から感染し、喉の腫れや痛みなどの咽頭炎や、目やにや目の充血が起こる結膜炎等の症状を引き起こします。

また普通の風邪とは違い、38度から40度にわたる高熱を引き起こし、高熱の期間は人によって違いがありますが、3日から1週間ほど続きます。熱は常に高いわけではなく、下がったり上がったりと上下することが多いので、少し下がって楽になったと思っても、夜になってまた熱が上がる事も多いです。

熱が出た後に、喉の痛みが出たり、鼻水が出る事もあり、最初は熱だけということもあります。咳の症状が続くと、気道炎や気管支炎になり、ひどくなると肺炎になる事もあるので、早めの受診が大切です。

アデノウイルスの症状一覧

  • 高熱
  • 頭痛
  • 喉の痛み・腫れ
  • 鼻水
  • 目やに
  • 目の充血
  • 目の痛み・腫れ
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 発疹・湿疹
  • 血尿
  • 排尿痛

下痢や嘔吐、腹痛の場合は、胃腸炎を発症するのアデノウイルスの型に感染した時に引き起こされる症状で、血尿や排尿痛は膀胱炎を引き起こすアデノウイルスの型の症状です。

また、高熱や喉の痛み、目の痛みだけでなく発疹が出る場合もあります。

*こちらの記事にアデノウイルスの型と発症する病気について詳しく説明しています。→アデノウイルスの型と病気一覧

アデノウイルスの子供の症状

子供がアデノウイルス、特にプール熱に感染した時の主な症状は高熱、頭痛、結膜炎です。

アデノウイルスかもしれないと思うきっかけは、急に高熱が出る、そして目やにが多くなり目の充血がある時です。そして目の充血は最初は片目のみの場合が多く、その後もう片方の目も充血していきます。

中には目の充血や目やにだけでなく、目の腫れやかゆみが最初から出る場合もあります。特にプール熱の場合は片方の目の腫れで気づく場合もあります。

子供がアデノウイルスに感染した時は高熱、頭痛、目の充血と目やにがひどく、喉の痛みも後から出てきました。しかし喉の痛みがあるものの、咳はあまり出ていませんでした。

3日間程39度前後の高熱があり熱が上がったり下がったりの繰り返し、4日目になって熱が少しずつ下がり、5日目には平熱に、しかし5日目の時に背中に発疹ができているのを確認。少し発疹ができたのですが、10日経過した時には発疹は消えていました。

アデノウイルスの主な症状に発疹・湿疹はあまりありませんが、中には発疹を伴う場合もあるので、親は注意深くみているのが良いですね。

子供のアデノウイルスの症状で心配になったのが、高熱が続いた事、3日間は熱が上がったり下がったりを繰り返した為、熱が上がった時はいつになったら平熱に戻るのか、非常に心配になりました。しかし4日目以降熱が下がってきたので、少し安心しました。まずは3日間程、高熱が出ると思った方が良いかもしれません。

また結膜炎の症状は子供の方が顕著に出ました。しかしあくまでもプール熱だったので、結膜炎の症状が軽かった方ですが、はやり目と呼ばれるアデノウイルス(流行性角結膜炎)を発症すると目のかゆみや腫れの症状が重くなる事が多いです。

結膜炎の症状が出た場合、眼帯をつけた方が良いか考えますが、細菌では眼帯をつける事はほとんどありません。昔は眼帯をつけていたのですが、最近は眼帯をつける事で逆に菌が増殖する可能性や視力低下の懸念がある為です。

アデノウイルスの大人の症状

アデノウイルスは子供だけでなく、大人にも感染するウイルスで、大人が感染する場合、ほとんどが子供の看病からうつる二次感染であることが多いのが特徴です。他にもデパート等のエスカレーターの手すりやドアノブ等、接触感染する事もあります。

大人がアデノウイルスに感染した時の主な症状は高熱、喉の痛み、頭痛です。実際に私が感染した時もまずは頭痛と高熱、そして喉の痛みが続けてやってきました。熱は最初は38度前半だったのですが、最終的には39.0度まで上がりました。

子供の頃には39度や40度の高熱が出たことがあっても、大人になってから39度の熱が出たことはなく、久しぶりに体温計で39度を見ることに。もう39度以上だと頭痛もひどく、体もだるくてほとんど動くことはできません。家族などに看病してもらわないと厳しいと感じます。

高熱の為、解熱剤を飲みますが数時間は効果があっても、その後また熱があがります。38度後半になるとかなりきついので、数日の間に3回~4回解熱剤を飲みましたが、解熱剤を飲むと熱が38度や37度後半まで下がり楽になります。しかしまた上がるので数日は高熱の頭痛、そして喉の痛みと咳も続きます。

食欲は解熱剤を飲んで熱が下がった後は少し食べたくなるのですが、38度から39度の時は食欲はほとんどありません。しかし、水分補給は必要なので、ウィダーインゼリーが重宝しました。

病院は2日目、解熱剤を飲んで熱が少し下がった時に行きましたが、動くのもきつくなんとか病院に行った状態です。咳も続いていた為、レントゲンの検査をして、処方箋をもらいました。レントゲンの検査は肺炎の可能性もある為おこないましたが、肺炎の可能性はなく安心しました。

最初の3日間は高熱の繰り返し、頭痛もあり、喉も痛いのですが、4日目以降になると少し楽になり、5日目でようやく熱が下がりました。しかし喉の違和感はまだ続き、咳もありました。最後まであった症状は咳、咳がしっかりと止まったのは熱が出た日から10日程経過してからです。

実はアデノウイルスに感染すると目がかゆい、充血等結膜炎の症状が出る事が多いですが、最初は結膜炎の症状はほとんどなく、5日程経過してから目が充血するようになりました。

1週間経過しても目の充血と目やにが多かったので、ようやく眼科に行き、目薬の処方をしてもらいました。目薬をするとすぐに症状が改善されていきました。

アデノウイルスの子どもと大人の症状の違い

自分の実体験からアデノウイルス(プール熱)による子供と大人の違いを見てみると、子供は最初に結膜炎の症状が出やすい、発疹が出る事もある、大人は喉の痛みや咳がひどいです。

これは子供はプール等目や口から感染しているので、結膜炎の症状が強い、大人は接触か飛沫感染の為、喉の痛みや咳が出やすいのかもしれません。実際に子供はプールからの感染の可能性が高く、私はプールに入っていないので子供からの二次感染です。

もちろんアデノウイルスにもいろいろな型があり、あくまでもプール熱に感染した時の例です。大人や子供など型によっても様々な症状の違いがあり、症状も個人差があるので、参考までに。

アデノウイルスの下痢や嘔吐・結膜炎の期間

アデノウイルスの40型、41型は急性胃腸炎になる為、下痢や嘔吐、腹痛が主な症状です。特に乳幼児がアデノウイルスの胃腸炎にかかりやすい為、下痢が続く場合は必ず病院を受診するのが良いです。

嘔吐の症状もありますが、アデノウイルスの胃腸炎は嘔吐の症状は比較的軽く、下痢が長引くのが特徴です。下痢が続く期間は1週間程、しかし長引くと10日から2週間続く場合もあるので注意して下さい。

結膜炎の期間はアデノウイルスの型により違いがあります。咽頭結膜熱(プール熱)の場合は1週間程で良くなり症状も軽い場合が多いですが、流行性角結膜炎の場合は1~2週間程治るまでにかかる事が多く、重症の場合は1ヶ月程かかる時もあります。

特に流行性角結膜炎は症状がひどくなると角膜の黒目に傷が付く場合があるので、早めに眼科を受診しましょう。

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アデノウイルスの潜伏期間と完治までの日数

アデノウイルスの潜伏期間は2~14日程度と言われており、アデノウイルスの種類によっても違いがあります。プール熱の場合は主に5日〜7日、はやり目の場合は5~14日程度となります。

ちなみに、潜伏期間というのは症状がでてから5日~7日間という意味ではありません。

潜伏期間が7日と仮定した場合、6月1日にプール等でアデノウイルスに感染した場合、6月2日~6月8日の7日間がアデノウイルスに感染してから症状が出るまでウイルスが体内に潜伏している期間、7日目の6月8日に結膜炎や発熱等の症状が現れる事になります。

6月8日から3~5日間、6月10日から12日までは高熱、喉の痛み、頭痛、目の充血、目やに等の症状が続き、その後回復していく事が多いです。しかし熱が下がり回復している時に無理をすると、またぶり返す事もあるので気をつけましょう。

アデノウイルスの潜伏期間中にウイルスがうつるか気になる人も多いですが、アデノウイルスは発症してから感染力が非常に強くなると言われており、症状がでていない時は感染力が低いと言われています。

しかしうつるかうつらないかで言えば、潜伏期間中もうつる可能性があるので、自分の周りに一人でもアデノウイルスの症状が出たら予防や対策をきっちりと行うのが良いです。

高熱や喉の痛みは発症後3日~7日程、目の充血や目やには発症後7日~10日程症状が出る事が多いので、完治までの期間・治療期間は発症から1週間~2週間が目安です。特に子供は症状がなくなってから、2日間は登校や登園が禁止なので、10日~14日前後と考えていれば良いかもしれません。

もちろん、あくまでも平均的な日数の為、無理をしたり、病院を受診しなかった場合、症状が重くなり長引く事もあります。特に大人の場合は登校禁止などの処置がない為、少し熱が下がると無理をする事もあるので、しっかりと症状がおさまるまで無理をしないようにしましょう。

*子どもや大人の出席停止期間はこちらの記事で説明しています。→アデノウイルスの出席停止期間と薬の治療方法!検査費用や冬の流行時期

アデノウイルスは免疫がつきにくいうえに種類がたくさんあるので、何度でも感染する場合があります。一度感染したら、二度とかからないウイルスではないので、周りにアデノウイルスに感染し発症した人がいたら予防をする事が大切です。

アデノウイルスの二次感染と感染予防

アデノウイルスの二次感染の期間と予防方法

アデノウイルスの二次感染期間と原因

アデノウイルスは感染力が非常に強い為、二次感染が起こりやすいウイルスです。

また症状が多岐にわたるので、プール熱等わかりやすい症状ではなく急性胃腸炎のような下痢や嘔吐の症状の場合は、アデノウイルスか判別しにくい事もあります。

二次感染になる主な原因は咳やくしゃみなどの飛沫感染、空気中をウイルスが漂い、そのウイルスを口や鼻から吸い込んでしまうことアデノウイルスに感染します。飛沫感染は学校や職場、そして家などが多いですが、中には飛行機や電車など人が多いところで感染する事もあります。

また、ドアノブや手すり等、人の触るところであれば至るところで接触感染する可能性があります。他にも便などから感染することもあり、乳幼児のおむつ交換等は感染する可能性が高くなります。

さらに、アデノウイルスは症状がおさまり治ったと思った後でも、体からウイルスが排出されていくのが特徴で、喉からは2週間程、便からは1ヶ月もウイルスが出続ける事になります。

アデノウイルスの二次感染予防方法

アデノウイルスの感染力は強く、潜伏期間やウイルスが完全に体からいなくなる期間も長いため、大切なのが二次感染の予防です。

アデノウイルスの症状が多岐にわたる為、まずは手洗いなどで接触感染を防ぐ事です。赤ちゃんのおむつの交換等は便からの感染を防ぐ為にも、使い捨ての手袋を使用すると良いです。また塩素系のハイターやアルコールを使って消毒するのもオススメです。

またうがいも効果的、うがいは喉についた菌を外に吐き出してくれるので、外出から家に帰ってきた時は「手洗い」「うがい」、トイレから出た後も念入りに手洗いをおこないましょう。

また感染を広げないためにも、発症した後にマスクをつけるのも効果的です。家族にアデノウイルスの症状がでた場合は、二次感染しない為にも予防でマスクをつけるのもオススメです。

さらに家族ではタオルや食器を一緒に使わない事、同じタオルを使用して顔をふいたりすると、目から感染する可能性も考えられます。接触や経口感染をしない為にも同じタオルや食器を使わないようにしましょう。

お風呂についても感染する可能性があるので、発症した後はシャワーのみにしたり、最後にお風呂に入るのが良いです。もちろん熱がある時は体力を消耗するので、お風呂には入らない方が良いです。

またプール熱と呼ばれる咽頭結膜熱は、プールでの感染が非常に高いので、プール後はしっかり体や目を洗うことも大切です。

  • 手洗いをする
  • うがいをする
  • マスクをつける
  • タオルや食器は共有しない
  • お風呂はシャワーか最後
  • プール後は体や目を洗う
  • アルコールで消毒する

アデノウイルスの症状や潜伏期間と予防のまとめ

アデノウイルスの主な症状や期間をご紹介しましたが、アデノウイルスはいろいろな型(種類)がある為、病気や治療期間も様々です。

さらにアデノウイルスが流行するのは夏だけではなく、冬等年中通して感染する可能性があるウイルスです。また結膜炎の症状が強くでない場合もあり、普通の風邪と間違える事もあります。

もし急な高熱、喉の痛み、目の充血があらわれたら早めに受診し、検査を受けてウイルスや原因を特定する事、原因がわかれば二次感染を防ぐ事ができます。

*アデノウイルスの検査方法や費用と治療方法や薬はこちらの記事で解説しています。→アデノウイルスの検査費用と治療方法

また、子供がアデノウイルスに感染した場合、高熱や下痢の症状により、脱水症状がはあっという間に進む事もあります。さっきまでは元気だったのに、気がついたらぐったりしている事もあるので、少しでも異変に気づいたら注意深く子供を見ておきましょう。

  • アデノウイルスは型によって症状が様々
  • プール熱の子供は結膜炎の症状が強い
  • 大人は高熱は喉の痛みが強い
  • 大人は子供からの二次感染が多い
  • 下痢の期間は1週間程度
  • プール熱の結膜炎は1週間程度
  • はやり目の結膜炎は1~2週間程度
  • 潜伏期間は5~14日が多い
  • 潜伏期間中もうつる可能性は低いがある
  • 完治までは10日~14日程度
  • 二次感染の期間は約1ヶ月
  • 手洗い、うがい、マスクなど予防をおこなう

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